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メールマガジン『経営のヒント』36号
Vol.036 2007/10/12━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■□■ 経営のヒント ■□■
AIC税理士法人 金崎定男
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バランス・スコアカードによる戦略策定の手順(4)
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5)重要成功要因と評価指標の洗い出し
戦略マップで集約した、財務、顧客、業務プロセス、人材と変革の各視点ごとの戦略について、それを実現するための具体的な方策を考えます。
たとえば、従業員の育成という戦略があるとすると、そのための方策として、専門知識の向上、研修時間の確保などが、重要成功要因として考えられます。
ひとつの戦略に対してできるだけたくさん列挙し、その中で最も重要と考えられる方法を一つか二つ抽出します。
これが、重要成功要因です。
重要成功要因が確定すると、つぎは、業績評価指標の設定をします。
ここで注意を要することとして、この業績評価指標は、主観的な判断に左右されるのではなく、客観的に測定できる基準であることが必要です。
たとえば、上記の「従業員の育成」という戦略に対し、重要成功要因として「十分な研修時間の確保」という成功要因が考えられるわけですが、それに対応する業績評価指標としてどのような評価指標が考えられるでしょうか?
たとえば、単に「十分な研修時間が確保できたかどうか」といった業績評価指標を作ったとすると、これは、非常に主観的な要素が強く、適切ではないといえます。
ではどのような業績評価指標が適切かというと、例えば、「従業員一人当たりの研修時間」「会社が実施した研修の回数」というような、定量的な指標が効果的です。
実績を定量的なデータに基づいて評価することにより、実行管理をより確実に行うことができます。
次回は、目標とアクションプランの作成についての解説を行います。
参考文献:「バランス・スコアカードの創り方」
(同友館)伊藤一彦、上宮克己著
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